どうも

今日も野球ネタ一色です

本日12時頃

前日も無駄に夜更かしをし眠い眼をこすりながら外を見れば、本日明朗なれど風強し、といった具合か

そんな天気の中でもテレビの前に佇む虚しい男ですが


今日の試合を見てない方が虚しいとか言っちゃいそうなテンション

まぁとんでもない紆余曲折を経てここまで来た

WBC日本代表チーム

紆余曲折の四文字で片付けるには余りに重いこの一週間でした



まさかの挑戦者としての韓国戦

前にも書いたが

2回負けたら笑えない


だが2回負けた

完全にデジャブの様な試合だった

高校2年の球技大会

勿論ヒットは許すが点は許さない

コントロールのいいピッチャーを

全く援護できなかった打撃。

杉内が8回で点を取られたように

自分達も0行進をし続け

後半に失点

そのピッチャーはバントヒットも見せている

完全に打てない自分含め他打撃陣のせいだった

3回目です

そう思って見ていた矢先

1回表

1番に青木、3番にイチローを置く新スタイルで戦う王JAPANも、1番2番の凡退という最悪の状況からイチローがヒット、そして初球盗塁でチャンスメイク

そこで日本が十八番としてしまった「クリーンアップのチャンスブレイク」

完全に泳いだ松中は簡単にアウトになる。


いつもどおりだ。

その裏

前々回に書いたが

上原のピッチングには不安を感じた

フォークを攻略されるとストレートがそんなにノビないと終わるからだ

しかし

その懸念は払拭された

幾度となく外角のストレートで三振の山を築き

フォークには韓国打線が完全に対応してこない

1回、2回の投球数はイ・スンヨプに粘られたりと二桁となったが

その後は驚異的な一桁の投球数で韓国打線の息の根を止めた

5回だったかは忘れたが

7球

とかいうのがあった

それだけで抑えるなんてとんでもない事だ

理論上は最低3球でマトモに放れば出来ますが

世界を舞台にした場での7球は多分凄い


ここまではいつもの日本

上原・松坂・渡辺の三人が好投をしてきたが


援護をしてやれない



その典型例が再び訪れる

ランナー1・2塁

いずれも俊足なれば

好調バッター:西岡が打席に。

アウトカウントは1

是が非でも1点が欲しいこの後半の状況において

少なくともランナー進めるぐらいは・・・

そして

先取点奪取を

と考えるや否や


西岡の放った打球は

サード真正面。ここでツーアウト。

さらに

ファーストランナー青木が飛び出し塁に戻りきれず。スリーアウト。チェンジ。


ここまで来ると何故日本が準決勝に呼ばれたのかわからなくなる


その裏でも上原は韓国を抑えた

もういい加減答えてやらないと

また負ける


7回の攻撃

打順は4番・松中から。

その前の2打席はランナーを無駄にし、進めることすら叶わない打席だった

長打を警戒する韓国バッテリーは外角一辺倒。

しかし

一球

内角に飛び込んでくる。




逃さなかった。



鋭くはなった打球はライトフェンスまで一直線

打球が速かったために足の遅い松中では二塁打は際どかったが

ライトが処理をもたつき

松中が気合のヘッドスライディング

セーフのコールと共に2塁ベースをこぶし突く


闘志


この二文字を示した瞬間だ


続く多村

バントの構え

実況からは「多村はバント下手くそなんですよねぇ〜」

確かにへたくそだった。

今回ばかりは・・・・と思うも

やはり下手だった・・・・


2ストライクになって

スリーバントは出来ずにスライダーにスイングアウト

ひでぇ


ファインプレーでレフトフライを取っても

この流れの止め方は神がかり的だった



こうしてテレビを見るのも嫌になったとき

「代打・福留登場」


もうえぇ〜ですよ

前回の韓国戦では代打新井の三振劇でしたので

不調の福留の代打

正直ろくな期待はしてなかった









内角に来たストレート

振り抜く



打球はライトへ大きく飛び上がる

しかし一つ前の多村の打席ではホームラン球の当たりが風の影響で凡フライになった


少し諦めた


けど




打球はレフトスタンドに飛び込んだ


福留のガッツポーズ



もう大感動ですよ

かっこよすぎだよ

余韻残る中続く小笠原に動揺たっぷりのデッドボール



流れは止まらなかった

ランナーをわざわざ出すという韓国の自滅劇の始まり

続く里崎が難しい内角で微妙に動くスライダーを救い上げタイムリーエンタイトルツーベース


止まらない

川?が里崎を三塁に進め


1番青木に

代打・宮本


守備はこの人とにかく凄い

ベテランのくせに捕球から送球までの動作が瞬間的で

ベテランならではの渋い打撃がある

持ち味発揮だ

レフト前に抜けるヒット


そして先刻にアンラッキーな当たりでチャンスをつぶした西岡

今度はラッキーなポテンヒットでチャンスをつくり

迎えるは


3番・イチロー


待ってました。

たとえ不滅の偉業を成し遂げようとも

この状況で打つことが

その真価を証明する

それがスポーツ


だが

真価を持ち得ない者がまた偉業を達成することもなく

やはり一味違った



レフト前にタイムリーヒット



打つべくして打ったとでも言うか

ここにきて打線爆発

5−0として

7回裏

再度上原がマウンドへ上るも

全アウトカウントを三振で稼ぐという

見てて最高に気持ちのいい

そして

「点を取った次の相手の攻撃を無失点で凌ぐ」

という投手の最も難易度の高い使命を達成し


良い流れで次に繋げ

そこで

多村のホームラン

韓国0ー日本6




ここまで点差があってもまだ安心できないのは自分の心配のしすぎでしょうか

雨降りしきる中試合は中断

楽勝ムードでは決して無い

何点あっても

自分が取れる点数は

相手が取れる可能性もある点数


もどかしい45分の中断を終え

ピッチャー藪田がマウンドへ。


二番目のバッターに

避けないほうが悪いような感じのするデッドボールで

やや嫌な空気を醸し

続くヒットで

イ・ジョンボムとかいう好調男登場


固唾をのんだ


また

打たれてしまうのか




頼りなくふらふらと飛ぶ打球はショート正面


乗り切った。


その次の日本最後の攻撃も

欲を言えば

ダメ押し点が欲しかった

なぜなら

ほかならぬ1番からの好打順

しかし結果は三者凡退

これ以上この事態に突っ込みを入れても仕方ないというか

「打てよ」

ぐらいしか思いつかない

ピッチャーのテンポ的にどうだったのか

それはオレにはわからないのでなんともいえない



けど

結果から推察するに三者凡退のテンポもそんなに悪いもんじゃなかったらしい


もちろんリードしていて、ね



守護神:大塚

縦に曲がるという珍しいスライダーと

150kmに近い速球を武器に

メジャーを生きる男


その縦に変化するスライダーは今日も冴える

四球があっても

確実にその後を断ち切る

韓国最後の打者


スイングアウト






決まった




歓喜の瞬間でした。



いい・・・

次は決勝らしいですね・・・

「赤い軍団:キューバ」

もう完全にデジャヴ

昔の日本を見ます

昔どおりに行けば普通に負けてきますが


今回はちげぇぞ


ってところ、見せて欲しい


ホントは

春の大三角とか

ボルックスとカストル、そしてカペラが確認できた

とか色々書きたかったんですが

どうもWBCばっかりはじっくり行きたかったので

明日に持ち越し

コメント

2006年3月20日2:44

なんか、野球日記になってるな。tsuno氏の日記は。
勉強もちゃんとやってね。(笑)

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