罰ゲーム

2005年7月29日 日常
某所で一足先にネタをやられた感がありますが、まぁ書くわけで。


オレの塾の英語教師が昔、こんな罰ゲームをやったそうだ。

場所は夏休み真っ盛りの海。

その英語教師と友人のKがじゃんけんをし、Kが負けた。

そして罰ゲーム内容は


超満員の海岸の波打ち際でひたすらため息をつき続ける。



あれですよね。

周囲がにぎやかに騒ぎまくってる中で、ただ一人海を見て


    はぁ〜・・・・・・(涙を抑えながら



どんなこと、たとえば海水浴客に指を指さされても、ちょっと高めの波が来てズボンが濡れちゃっても、とにかくため息をつく。



・・・

まぁ、そんなことしてればだんだん周りが異変に気づくわけですよね。

海水浴客A:ねぇねぇ、あの子ヤバくない?
海水浴客B:てかさっきからずっとあそこにいねぇ?



ついにはライフセーバーも異変に気づく。

と、その時だった。


Kがおもむろに靴を脱ぎ捨て、海に向かって服を着たままダッシュしたのだ!



その瞬間、周囲の人間の頭に「自殺」の二文字がよぎる。


罰ゲームだっつーの


・・・
けど、案外世の中って「善意」に溢れてるよね。





    「やめるんだ!君!!」

ライフセーバーがKに駆け寄り、取り押さえ動きを止めようとする。





          しかしKは抵抗した。

そして、彼はこう言い放った。
























「やめてください!!着衣水泳なんですよ!!!」











ゲラゲラ笑う、Kを遠くから見ていた英語教師。

そして、





ライフセーバーの兄ちゃんに殴られたK。

馬鹿だ、馬鹿すぎる。


だが面白い。



ちなみにこんな体験も、その英語教師はしたそうだ。

ある日、赤い服を着た女性が「先ほどのK」のように海をじーっと見てため息をついていたそうだ。

そして、その女性はゆっくりと海に向かって歩き出した。

ただならぬ空気。

そんな中の英語教師とKの会話をどうぞ。


英語教師:あの人海入ってくねー
K:うんそうだねー

ーしばらく経ってー

英語教師:あの人帰ってこないねー
K:・・・・・・?
  えっ!?




もっと早くリアクション取れよ、と言いたいですが、その後服を着たままの水死体が発見されたそーです。

怖いですね。

こんなご時勢。

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